～40年以上経た今なお線路はアスファルトの下に～ 京都市電のレールが残る場所は既に２ヶ所あるが、これに加えもう１ヶ所、かつて車庫があった場所の一つにも、レールが埋まったまま残る所がある。現在はバス操車場になったその場所に今も見られる遺構をリポ…

～日本初の営業用モノレールも大阪発…とはならず～ 戦前の大阪には梅田から住吉公園付近までのモノレールが計画されたことがあった。戦前におけるモノレール像とはどのような物なのか。ドイツにある世界最古のモノレール、ヴッパータール空中鉄道を参考にし…

～英国東海岸のリゾート地で見つけた、ささやかな鉄道跡～ スカーボローは英国でも有数の賑やかなリゾート地。この町を歩いている時に発見した、ミニケーブルカーなどのちょっとした「廃線跡」を、紀行文のような形でリポート。

～本線から支線に降格し消滅した、奈良電の当初計画～ 近鉄京都線の小倉付近から京阪宇治駅付近までの路線計画。奈良県庁文書に残る駅や橋梁などの詳細な図面を基に、当時の鮮明な計画像を紹介。他に、京都府内における奈良電の他の未成区間にも簡潔に言及す…

～宇治川ライン沿いの知られざる参詣路線計画～ 京阪石山寺駅から瀬田川を南下し山中に入った所にある、立木観音という寺院には、かつて参詣用ケーブルカーが計画されていた。鉄道駅から離れたその地に企図された、知られざる鉄道計画についてまとめる。

～長田にそびえる高取山に目論まれた参詣路線～ 山頂に高取神社を有する神戸市西部の高取山には、戦前ケーブルカーの計画が存在し、周辺の住宅開発や遊園地設営も企てられていた。神戸市電の計画線も巻き込みながら短命に終わった、ケーブル計画を詳説する。

～オシャレな街の傍らひっそり潰えたケーブル計画～ 欧風な異人館の街・北野の裏の山に存在した計画線。観光路線として有望そうなこの計画が実現しなかったのは、ある初歩的な問題からだった。神戸の殆ど知られていないケーブルカー計画をリポート。

～伏見稲荷に計画された幻のケーブルカー～ 外国人で埋め尽くされる日本屈指の観光地・伏見稲荷界隈にも、かつてケーブルカー計画が存在したことは殆ど知られていない。伏見稲荷大社から稲荷山に通じるはずだったケーブル計画を、概要・歴史・現地状況と共に…

～地中海の極小国を走った島の鉄道～ 面積が淡路島の半分程の国から、鉄道が消えたのは90年程前。その痕跡は今も色濃く残り、鉄道の記憶は島の人々に大切にされている。南欧の廃線跡を、海外長編拡大版として徹底リポート。