～未成線・廃線を特集する連載記事の内容補完および批評～ 京都新聞には月１程度で幻の鉄道計画や廃止路線を取り上げる『夢幻軌道を歩く』という連載があるが、よく読むと時々「ツッコミ所」があったり、記事には触れられていないが他所には出回っている情報…

～本線から支線に降格し消滅した、奈良電の当初計画～ 近鉄京都線の小倉付近から京阪宇治駅付近までの路線計画。奈良県庁文書に残る駅や橋梁などの詳細な図面を基に、当時の鮮明な計画像を紹介。他に、京都府内における奈良電の他の未成区間にも簡潔に言及す…

～伏見稲荷に計画された幻のケーブルカー～ 外国人で埋め尽くされる日本屈指の観光地・伏見稲荷界隈にも、かつてケーブルカー計画が存在したことは殆ど知られていない。伏見稲荷大社から稲荷山に通じるはずだったケーブル計画を、概要・歴史・現地状況と共に…

～ 出町と八瀬、本線両端に存在する幻の延伸線 ～ 出町柳からは叡電側を延ばし京阪と直通する計画があり、工事も一度行われている。 八瀬からは琵琶湖畔へ進出する目論見も… 現在も駅や周辺を見ると、幻の延伸線の痕跡や名残を見出すことが出来る。

～神戸－京都の直結を目論んだ、もう一つの計画～ 同じ目的で複数計画された内の、もう一つの代表的路線。 この路線は、両都市を最も短絡する形で経路が引かれ、かなり一直線な線形や少ない駅数から、正真正銘の高速運転を目指していた事が分かる。

京都～大阪、大阪～神戸が直結鉄道で結ばれているように、かつて京都～神戸間にも、大阪を経由しない直結鉄道が計画されていた。 「急行」の名に似つかわぬ、カーブの多い、山岳地帯を縫う路線環境…… 当時の電車計画の経路を辿った。

～ 京都市内は北野天満宮・金閣寺付近を通る予定だった ～ かつて鉄道敷設法で規定されていた、二条～和邇間の国鉄計画。 その大部分の正確なルートは今もよく分かっていないが、今回偶然にも、一部の具体的なルートを、意外な所から発見。 実際に、予定線が…

～ 垣間見える幻の未開業駅の光景 ～ 延伸計画の存在する京都市営地下鉄東西線には、各駅に「駅カラー」が採用されているが、その色には「ある色」が未だに使われていない。 その色を駅の光景に当てはめてみると・・・未だ見ぬ未開業駅の「幻の光景」が垣間…